皮をむき、種をかきだしたかぼちゃを1センチの厚さくらいにスライスし、柔らかくなるまで蒸し器で蒸す。皮も少しだけ一緒に蒸し、あとでジャック・オ・ランタンの顔に使う。

箸がスッと通るまでかぼちゃが柔らかくなったら、ボウルにあけて砂糖、バター、バニラエッセンスを加え、マッシャーやスプーンでよく潰してなめらかになるまでかき混ぜる。水分を加えないので硬めの餡ができる。

「おばけ大福の皮」用と「ジャック・オ・ランタンの皮」用のボウルを用意し、それぞれに白玉粉、水、砂糖を合わせる。※レシピポイント参照。ジャック・オ・ランタン用には黄色の食用色素と食紅を混ぜ、オレンジ色にする。

③のボウルをそれぞれラップでおおい、電子レンジで2分/600w加熱し、よくかき混ぜて再び1分加熱。もう一度よくかき混ぜると、やや透明度のある求肥（大福の皮）ができる。

かぼちゃ餡を半分に分け、一方を3つに、もう一方を4つに分けてまるめる。3つに分けた方はかぼちゃの形に、残りは長めの俵形にまるめてお皿に置く。

まな板の上に片栗粉をふり、粗熱のとれたおばけ用の求肥を乗せる。さらに片栗粉をふりかけてから麺棒で5ミリの厚さになるくらいまで伸ばす。包丁で4つに切り、俵形にした餡の上にかぶせる。座りがいいように餡の形を整えておばけの形にする。

同じくオレンジ色に着色した求肥を伸ばし、かぼちゃ型の餡を包む。形を整えてから、竹串を押し付けて筋を作る。

おばけの顔はチョコペンで目と口を描く。ジャック・オ・ランタンのほうは細く切ったかぼちゃの皮で作った目鼻をつけ、頭にかぼちゃの種を挿してできあがり。